モデル:しんらさん@youmou_s
こんにちは、Sethです。
みなさんは撮影会終わった後に
「○○も撮ればよかったなぁ」
「この写真、もっとこうしたほうがよかったかな」
って思ったこと無いですか?
私はめっちゃあります。
写真を現像していると、撮っている最中はなんとも思わなかったのに
「これもったいないことしたなー」とか思っちゃいます。
撮影しているとどんどん体力が減って集中力が散っていきます。
普段ならミスに気付いて撮り直しとかしているのに、スルーしてしまうことも。
後々になって「もったいない」って後悔しちゃう。
今日と同じ日は2度と来ない
そもそも撮影会って
- 撮影メンバー
- 撮影ジャンル
- 撮影するときの装備
- 外撮影なら撮影時の天気
- 撮影場所
- 撮影時の年齢
それらが全く同じ条件になるのは2度と来ません。
モデルが多い場合は特に全員が同じ条件で集まることの難しさは
みなさん分かっていると思います。
仕事や学業の合間を縫って集まって撮影をしているのですから。
私は撮影会のメンバーを始めにジャンルや場所、撮影機材が全く同じ条件は
今後二度と来ることがないと思いながら撮影会に臨んでます。
撮影会をあまり参加しない人ほど、このことを結構軽率に考えている人が多いなぁという印象です。
後から言ってももう手遅れ
大型の撮影会で多いのですが、
撮影会が全部終わって、機材も撤収しモデルさんも着替え終わってから
「今日○○撮りたかったなぁ」
え!?
それ、撮影中に何で言わなかったの?
撮影の手が空いた瞬間に言えば撮れたのに何で今更言うの?
はっきり言わせてもらうと
撮れなかったのはあなたが言わなかったせいです。
大型の撮影会になると誰がどの写真を撮ったのか
カメラマンが多人数になると特に把握しにくくなります。
自分が撮りたい写真、最低限撮られないとダメな写真は
自分が把握してないと誰も管理してくれません。
主催や管理者がいる場合でも最初のピン撮影や集合写真ぐらいしか把握できません。
後で後悔しない為にやること(撮影前編)
撮影会の後で後悔しないためにあなたができることがあります。
- 撮りたい構図を考えておく
- 撮りたいシーンを考えておく
- できたら考えた構図やシーンの資料を用意する
- 撮影会前にカメラマンや主催にそれを伝える
これをするだけでほとんど撮り逃しがありません。
撮りたい写真が明確化されること、多数の共通認識になるためです。
私は必ず大型撮影会、知らない人がいる撮影会では自己紹介のついでに
「撮りたい構図、再現シーンなど資料がありましたら持参おねがいします。
できるだけ再現できるようにします。
撮った写真はその場で見ていただきますので、もっとこうして欲しいなどありましたら、
後から後悔の無いようにお気軽にご注文ください」
と書くようにしています。
資料があると撮影がめっちゃくちゃ早く進みます。
ぶっちゃげここまで言っても用意しない人は用意しないし
用意しない人ほど後からめっちゃ文句言ってきたり後悔してます。
撮影会はモデルとカメラマンの両方の共同作業という認識を持っていただけたらなと。
後で後悔しない為にやること(撮影中編)
- 撮りたい構図、シーンの資料を見せてカメラマンに伝える
- 撮った写真をその場で見せる、見る
- 気に入らなかったら遠慮なく伝える
事前に用意した資料があったらカメラマンに渡してください。
資料があると出来るだけ再現してくれることが多いです。
資料は手描きだったり、漫画やアニメのシーンのスクリーンショット
自分も撮りたいと思った好きなモデル、レイヤーさんの写真など。
ネットで拾ってきた画像をスマホに入れて「これが撮りたいです!」っていうのもありです。
で、撮った写真は必ず見てください。カメラマンは必ず相手に見せてください。
ここまではできる人が多いのですが次の
「気に入らなかったら遠慮なく伝える」というのがなかなか出来ないものです。
慣れてくると撮った瞬間、見せた瞬間の相手の反応で
気に入ってる写真か気に入ってない写真かどうかある程度分かるようになりますよね。
特にカメラマンは
- 顎の角度
- 胸の張り具合
- 手の位置
- 腰の向き、角度
- 足の向き、角度
- 視線の方向
- 顔の方向
これぐらいはすぐに遠慮なく指摘するほうがいいです。
遠慮せずに言えよ!!
後で後悔しない為にやること(撮影後編)
撮影後まできたら、もう手遅れです。
「○○が撮りたかったのになぁ」といったところで後の祭りです。
今回の撮影に関してもう出来ることはありません。
むしろその発言はほかの参加者に失礼なので
しないほうが身のためですよ。
何で撮影中に言わなかったんですか?
それ言ったからといって撮れるわけじゃないです。
今後の撮影が後悔しない為にやることといえば
「今回撮り逃した写真を覚えておく」ことです。
次回最優先で撮れるように覚えておかなければ次回も忘れますよ。
おまけ オススメ参考画像があるサイト
海外のサイトですが撮影の資料になる写真サイトです。
海外のアマチュア、プロカメラマンの投稿サイトです。
置いてある写真はどれも現像に1枚2時間とか3時間かけてるような
異次元のハイレベルさです。