こんにちは、Sethです。
今回はピントが合ってない写真を救済する方法のお話です。
- 撮影会で撮った写真をよく見てみるとピントが 合ってなかった!
- 拡大すると微妙に ボヤけてる・・・
- 写真データを提出する前になんとかピントが あってるようにできないか?
と写真を撮った後に お悩みの方 向けの記事です。
- Adobeのlightroom
- CanonのDigital Photo Professional
の二つのソフトでピントを合わせるプリセットも配布してます。
写真のピントのお話もしてますのでこちらもどうぞ↓
今回は撮影した後、家に帰って写真を拡大してみてみるとピントが合ってないやんけ!
と、やっちまった方の救済措置です。
結論から言うと
現像ソフトで 無理やり「ピントが合ってる」ように見せることが少しだけできます。
・・・撮影してる最中はピントが合ってると思ってたのに、家に帰って現像ソフトで拡大したらピントが合ってないってマジでモニターの前で「ファアアアアアアック!!!!」って叫んでます。
特に昔は機材もレンズも腕も初心者過ぎてピンボケ5割ぐらいありました。
そういうウワーってなる時期を経て、
「これでなんとかピンボケは・・・・ギリギリ大丈夫に見えてるはず!!!」と修正する方法をお話しします。
ピントなんて撮ったその場で確認したらいいじゃない
あといちいち写真撮る度に確認してる暇がないし。
ピントが合ってない写真を救出する方法
現像ソフトのステータスをいじってピントが合ってるように見せる
とりあえずちょっとピントが合ってない写真を現像してみますね。
こちらをご覧ください。
はい、この画像一見するとあってるように見えますが拡大してみると
ピントが合ってないですね。
どうやら手前の前ボケに使った雑草にピントが合っていたようです。
今回使用するソフトはこちら
CanonのDigital Photo Professional
AdobeのLightroomです。
CanonのDigital Photo Professionalでピントを合わせる
ツールパレット→画像のディテール調整を開きましょう。
ノイズを緩和させたり、画像をくっきりさせることができます。
下のシャープネスの強さをわかりやすく「0」にして雑草を拡大しました。ボケてる感じが分かりますね。
次はシャープネスを「10」の最大まで上げました。かなりくっきりしてますね。強くし過ぎるとちょっと不自然な感じになります。
先ほどのコスプレ写真がどのように変わったでしょうか?
画像をスライドしてみてください。くっきり度合いが変わりましたね。
ぶっちゃげこれが現像ソフトの限界です。
Adobe Lightroomでピントを合わせる
現像→ディテール→シャープネスからパラメーターをいじれます。
今回もわかりやすくするためにシャープネス「0」と「10」で見比べてみましょう。
かなりくっきり見えますね。
分かりやすい髪の毛を比較してみるとこんな感じ↓
ただ、ノイズがちょっとひどいですね。もうちょっと抑え気味にするとこんな感じ↓
現像ソフトでピントを合わせるとノイズもひどくなる
シャープネス0と10で比較しましたが、シャープネスを上げ過ぎると ノイズも ひどく なりましたね。
そんな時にはノイズ緩和機能である程度きれいになります。
lightroomならシャープの下にノイズ軽減があるので輝度などを調整してみましょう。
CanonのDigital Photo Professionalならノイズリダクションのノイズ緩和で調整です。
シャープネスとノイズ軽減のビフォーアフターです。
ピントを合わせるプリセットをダウンロード
シャープネスとノイズ軽減処理とあともろもろ調整したプリセットを配布します。
Canon Digital Photo Professional4のプリセット2つ
「ピントを合わせるプリセット」の読み込ませ方
Canon Digital Photo Professional4の場合
編集→レシピをファイルから張り付け→プリセットファイルを指定したらOK
Adobe Ligthroomの場合
プリセット→+ボタンを押してプリセット読み込み→プリセットファイルを指定したらOK
まとめ
- ピントが合ってない写真はシャープネスである程度補正はできる
- ノイズが酷くなる場合があるので合わせて調整する
現像ソフトで補正ができるとはいえ、申し訳程度でしかありません。
他にもソフトフィルターの効果を使ったりしてボカして誤魔化す方法はいくらでもありますが、
くっきりさせるという方法ではこれぐらいしかありません。
是非ピントが合ってない!って事故が起こらないようにもこちらの記事も併せて読んでくださいね