こんにちは、Sethです。
前回は「ストロボを使うメリット」と「どのストロボがいいの?」のお話しをしました。
今回は
- カメラにストロボをつけない
- 遠隔でストロボを発光させる方法
- 使用する機材
のお話をしていきます。
カメラにストロボをつけない
ということで簡単に「カメラにストロボをつける」デメリットを書きます。
「カメラにストロボをつける」デメリット
- 正面から光を当てる、バウンスをするしかできない
- 天井、壁バウンスが出来るけど野外だと出来ない
室内で天井や壁に向かってストロボの光を当て、被写体を明るくさせる方法を「バウンス」と言います。
直接ストロボの光を当てないことでソフトな光を作り出すことが出来ます。
ですが、野外だとバウンスする天井や壁がありません。
たまに青空に向かってストロボを光らせている人がいますが、
宇宙と交信しているだけなので、そっとしておいてください。
遠隔でストロボを発光させる方法
カメラのシャッターを押したタイミングでシャッターが光るようにするには、
「ラジオスレーブ(電波式無線制御)」が必要になります。
簡単に言うとシャッターを押したら電波を発信、受信してストロボを発光させます。
つまり、
カメラに取り付けて電波を発信するラジオスレーブ(カメラの上に乗ってるやつ)
ストロボに取り付けて電波を受信するラジオスレーブ(ストロボの下についてるやつ)
の2つが必要です。
遠隔ストロボ撮影で使用する機材
ラジオスレーブ
今回使っているラジオスレーブはこちら
私はこれをメインで使っているので今回はカクタスV6Ⅱを使った説明です。
このラジオスレーブは送信と受信どちらにも使えるので、同じ機材を2つ買えば問題ありません。
またカクタスはほぼ全てのメーカーに対応していますのでお使いのメーカーが変わっても気にすることはありません。
超便利
カクタスV6Ⅱの詳しい使い方の説明は今後記述予定です。
他にも私の周りのカメラマンはこういったものを使用しています。
ラジオスレーブを使えば、遠隔でストロボを発光させることができます。
ちなみにカクタスの場合は、
発光させたいストロボを増やしたいならラジオスレーブをカメラに1台、ストロボに1台ずつ付ける事になるので、
ストロボを1台発光させる=ラジオスレーブ2台(カメラ1+ストロボ1)
ストロボを2台発光させる=ラジオスレーブ3台(カメラ1+ストロボ2)
ストロボを3台発光させる=ラジオスレーブ4台(カメラ1+ストロボ3)
という風に増えていきます。
1台だけじゃ遠隔でストロボは光らせることは出来ませんのでご注意ください。(最初1台だけ買ってたw)
ライトスタンド
ストロボを取り付けるスタンドです。
高さや安定性、値段いろいろなので自分にあったものをお使いください。
NEEWER プロ ライトスタンド 6.23ft(190cm) アルミ製 【並行輸入品】
最初は↑を使ってましたが、重いのが嫌になって
こちらに買い換えました。
ニッシンデジタル スーパーライトスタンド LS-50C(クリップオンストロボ専用・カーボン製)
結構高いですが1本約500gの超軽量でカーボンのため超頑丈です。
ソフトブラケット
ライトスタンドに直接ラジオスレーブやストロボが装着できるわけではありません。
ライトスタンドの頭にソフトブラケットを装着して、ストロボを取り付けます。
実際にストロボを装着するとこんな感じです。
アンブレラを差し込む穴も付いてます。便利b
まとめ
今回はストロボをカメラから離して使うこと、ライティング機材のお話でした。
ライティングの機材は本当に種類が多くて実際何を使えばいいのか分からなくなります。
初心者時代の私も色んなものに手を出しましたが、最終的に落ち着いたので
皆さんも色々と使ってみて自分にあった機材を見つけてください。
この講座では私が使用している機材で説明していきますので
を中心に話していきます。
メーカーに関係なく共通して使えるラジオスレーブなので説明もしやすいですはい
次回は
具体的な機材の使い方、注意する点などをお話していきます。
次回は→こちら設定編